saunoja

フィンランド夫婦は
サウナからお届けします

佐賀県武雄市でサウナに入ってきました!(サウナ編)

いよいよ、佐賀県で「Go To フィンランドサウナフェスin武雄」というイベント報告のサウナ編です!前はグルメモルックについて書きましたが、今回はテントサウナ体験の話しです。

まずは、サウナに入る環境としてとにかくすごいです!フィンランドは山がないし、私たちが住んでいる東京も結構平ったい感じなので山は滅多に見ないし、フィンランド人としてこのような背景はつい憧れてしまいます。大自然の中でサウナに入るのも素敵なアイディアだと思います。今回のイベントはテントサウナで、キャンプしながらサウナに入るという雰囲気でした。

実はイベントで来場者と喋っていたら、このようなイベントで頻繁に登場するテントサウナはもしかして少し勘違いされているかもしれないということに気づきました。テントサウナはフィンランドで全然主流じゃないんです!実はフィンランドに暮らしていた時はテントサウナに入ったことがなかったんです。日本に来て初めてテントサウナが体験できました。これはなぜかというと、フィンランドには建物のサウナはすごく多くて、わざわざテントサウナを持つ意味はあんまりありません。このようなキャンプ場でも、貸切のサウナ小屋が安く予約できます。フィンランドでテントサウナに入る場面を敢えて考えてみると、軍隊の訓練キャンプしか思い浮かびません。(フィンランドは徴兵制度で、20年前後の男性の多くは6ヶ月〜12ヶ月、軍隊に入ります。)

日本は勿論、このようなサウナ小屋はないので、もともとお風呂施設がないところは今回のようにテントサウナをよく見かけますね。

イベントで使われたテントサウナはなんと、フィンランドのメーカーSavottaのものでした!Savottaはテントサウナだけではなく、様々なキャンプ用のグッズを作っている会社です。社名の意味は森の中で丸太を作るちょっと昔のイメージの「伐採場所」です。

中身はこんな感じでした。よくみると、ストーブ(フィンランド語でストーブをkiuas、「キウアス」という)もフィンランドのメーカーのMetosでした。いいサウナはやっぱり薪ですね!さらに、スタッフの方によると、ストーブで使った石は市販のサウナストーンではなく、地域のもので、自分で高温で焼いて加工したらしいです。さすが「有田焼」などで有名な佐賀県ですね!

水風呂も用意されていました。プルは数回入ったんですが、ノーラは冷え性で、11月の水風呂はさすがに寒くて入りませんでした。これもまたよく勘違いされますが、実は水風呂はフィンランドでは主流ではないんです。外気浴はよくされるし、湖畔のサウナは湖でゆっくり泳いでくるのもフィンランドでよくやることです。多くのフィンランド人は湖畔の別荘(全部必ずしも立派なものではなく、小屋みたいなコッテージが多いです)を持っていて、夏休みの時はサウナと湖の水遊びや泳ぎを楽しむんです。日本の「整う」ための水風呂はこれとまた、一味違うと思います。(いうまでもなく、これは良し悪しの話ではなく、フィンランド人目線で観察して面白いと思って紹介しているのです。)

サウナの中で椅子が用意されていて、自分でリョウル(ストーブに水をかけること)をすることできました。これはとても嬉しかったです。後、ストーブにかけられた水はとても香りがよかったです。サウナ用の水に香りを出すためのオイルを入れるのは日本でもフィンランドでも流行っていることですが、今回の香りは佐賀県で栽培しているレモングラスというハーブでした。

香りを出すために昔から使われてきた方法としてvihta(ヴィヒタ、白樺の木の葉っぱを束ねたもの)をリョウル用の水に漬けることですが、オイルを使うことでさらに多様な香りを出すことができます。ここで香りについてのセンスが大事だと思いますが、レモングラスとサウナはとても相性がよかったと、プルが思っています。

今回はイベントのテントサウナ体験の話しでした。これで参加したイベントについては以上となりますが、佐賀県の旅の報告はまだまだあります!次回は御船山温泉でサウナに入った話しだったり、武雄でお風呂入った話しだったりします!楽しみにしてください!

← 前の記事 【佐賀県武雄市でサウナに入ってきました!(モルック編)】

後の記事 【フィンランドサウナはUNESCO無形文化遺産に!】 →