豊後大野のいいサウナ・ロウリュが熱い「REBUILD SAUNA」

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この間の大分県豊後大野市の旅で、いいサウナを発見したと報告しました。以前、ロッジきよかわの「Jokisauna」やカフェパラムの「Tuuli Tuuli」について書きましたが、今回は「サウナ万博」の主催者である髙橋ケンさんが運営している宿泊施設「LAMP」にある「REBUILD SAUNA」の報告になります!

川の増水によって中止になったメインイベントの日のことです。豊後大野の市長が「サウナのまち宣言」をなさった後、Jokisaunaに入りましたが、上がった後も少し暇ができていました。そこでせっかく集まったサウナ好きなスタッフがいるので、豊後大野の他のサウナも紹介してもらうことになりました。ということで、ケンさんのREBUILD SAUNAへ!

こんな感じの移動だが、山道が多かった!

着いたのは、森の中の、屋敷のような旅館です。第一印象は、「でかい」です。「大」自然の中だからか、建物も大きく育つかもしれません!そんな屋敷が、LAMPという宿泊施設になっています。その日は日帰りだったので、泊まる感想についてはなんとも言えませんが、昼山登りをして、後でゆっくりサウナに入るのに向いていそうなところだなと思いました。

さて、本番のサウナです!REBUILD SAUNAも、フィンランド人の馴染みのあるサウナ小屋系です。また、おんせん県いいサウナ研究所のガイドブックを読んでみると、その背景について少しわかります。ケンさんは「本来捨てられるはずの廃材を使ってフィンランド式サウナを作りました。」と言います。なるほど、だから「REBUILD」なのですね!でも、「Tuuli Tuuli」と違って、相当しっかりしているような作りです。サウナ小屋は周りの雰囲気に合うように感じます。

外からすぐわかる特徴として、プールがあるんです!サウナで暑くなった時の水風呂のためでしたが、プールは広くて、フィンランドの湖のように少し泳ぐこともできました。沢の水をそのまま流しているらしいので、夏でも、水温がちょうどいいくらい涼しかったです。そこで、季節による変動はどれくらい激しいか気になります。季節ごとの趣だと言い換えれば、冬場のREBUILD SAUNAも体験したくなりますね。

小さな入り口を経て、サウナの中に入ると、気持ちのいい薄暗い照明の中のベンチとストーブはそこにあります。ベンチは高く、ストーブは大きいです。木材の木目をうまく使い、壁にセンスのいい柄ができています。全体として、とにかくこだわりのあるサウナだという印象が伝わります。

そしてロウリュをしてみます。フィンランドでは熱波師がいないから、みんながベンチに座りながらロウリュをかけるのは当たり前ですが、ここだと、杓子がでかくて、ストーブが向かい側にあるため、やっぱり誰かがストーブの前でロウリュ奉行をした方が楽です。最初は私が奉行をしてみました。どっしりした薪ストーブは火力が十分ありそうで、冷めてしまう恐れはありません。でもやっぱり自分も楽しみたいので、ロウリュをしたらベンチに上ります。ベンチはフィンランドのサウナのように段階式で、自分が座る高さで、ロウリュのきつさも調整できることが特に嬉しかったです。

後で、REBUILD SAUNAを作ったもう一人の藥師寺隆二さんが、ロウリュ奉行をやってくださいました。彼の流儀はアウフグースっぽく、ロウリュを掛けるだけではなく、タオルで熱波を届く方式でした。「地獄のような熱を味わってみたら、その後の水風呂は天国のようだ」とのことです。かっこいい!

REBUILD SAUNAを作ったのは写真の藥師寺隆二さんと髙橋ケンさん!

少し曇った天気で、ロウリュと水風呂の後の外気浴は、最高に気持ちよかったです。森の中の空気はやっぱり美味しい!

REBUILD SAUNAに入ってみたい方は、おんせん県いいサウナ研究所のウェブサイトで、詳細をご確認ください!

以上、豊後大野の今回の旅とそのいいサウナの報告は終わりになりますが、また行きたい気持ちでいっぱいです!

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